先入観の強い高齢男性と話すことがあり
見た目での判断をされる。
真面目、控えめ、おとなしい、無口
学生の頃は、学級委員とか任されていただろう？って
何十年前のことを持ち出して今も同じじゃないのか
と決めつけた物言いを受けた。
非常に面倒くさかったが、解説をした。
メガネをかけているから真面目に見え
目上の人にベラベラと話す話題が持ち合わせてないから
黙っているだけで
いい年こいたおっさんが、部屋をウロウロして
落ち着きなく振る舞うのが良いと思わず。
学級委員なんぞ進んでやるのは極めて少数で
『大体、面倒だからあいつにやらせておけ』という
集団心理の多数決でしかない。
おそらく、響いてないと思うが、言いたいことは伝えた。
まぁね、見た目の印象って面接とか初対面で
判断を受ける時には重要だと思うんだけど
堅苦しい印象も同時に相手が受けているようで
なんとも人って勝手なんだよ。
しかし、学生の頃の話題を持ち出す人って
いつの時代を生きてるのだろう？って思う。
例えば、学生当時にどういう物が流行っていたとか
そんな話題なら世代間の話として理解できるが
学生の頃のヤンチャ自慢をする武勇伝語りたいおじさんは
今が余程虐げられている状況なの？って。
で、そういうのをツッコんじゃいけないようで
何も言わないけど、こちらが悲しくなる。
世の中を過ごす楽しみ方って
どういうものか何だか分からないけど
他人をイビって充実感を得られる存在もあるんだなぁ。
スーパーで買い物中、後ろ手に何も買わず、商品を眺め
他人のカゴを覗き、徘徊する人を見るんだが
あの人たちにも、『何がしたいんだ？』と思ってしまう。
所詮、他人だから放っておけばいいのだが
商品取る時に棒立ちされてても迷惑だし
こちらをジロジロ見られ、見返すと、他所を徘徊しだす。
コチラが、相手を『ｱﾚｺﾚな人』とか思ってしまうと
その相手が持った先入観が伝染ってしまい
自分が新たな先入観で見てしまうわけで。
まぁ、自分が何でも受信してしまうところが
妙に反応してんだよね。
