たまにね、お客さんが『世の中について』話されることがある。
他に従業員がいないからというのも理由なんだろうけど
『日本に住んでいながら、日本の文化等を話すと引かれる』
ということも言われたことがある。
極端な愛国心と取られたようで、なんとも言えない感じだった。
確かに、アメリカだと国旗デザインの帽子とか身につけて
愛国心アピールしても、自国の話だし構わないのに
日本で、国旗や旭日旗の物を身に付けていると
右寄りの人とか、慎みなさいと扱われてしまう。
第二次大戦の敗戦国だと、そうしなきゃいけないのか？
ドイツだともちろんナチス関連の話はデリケートに扱うけども
国旗を慎重に選ばなきゃいけないとかないと思われる。
日本の文化、風習を守るとか、伝統を受け継ぐことまで
何か言うと、過去の大戦に結び付けられてしまうので
普通に話したいけど、遠慮しているという一定年齢より
上の方々がおられる。
自国の話なのに、相手選ばないといけないのって
ここはどこの国なのだろう？って思うことがある。
そもそも、その手の話に興味がないとか理解しない人には
まず言わない内容だし、ワタシに言われる時も
慎重に言葉を選びながら、発言される。
ワタシが思うに、いろんな考え方の違いというのはあって当然で
議論・討論は当然あること。
ただ、自国のことを他国に投げ売るようなことには
はっきりと言葉に出していいことだと思う。
また、なるべくなら穏便に済ませたい国民性の解釈は
日本人を怒らせると、たちが悪いので
争いごとは避けませんか？という風に思っている。
日本って、文化・風習、一般の人が知らない事柄を
守っている方々がおられ
いつ何時に、その事柄を開放される準備をしている人たちもいる。
他国にない、独自の精神性を持つ環境でいながら
日本って、一国として独立しておらず
複数国に影響を受け続けている環境と思う。
でも、その独自を守る不思議な国でもある。
自然環境に被害を受けるが、恵みも多い国であり
その環境に、八百万の神々がおられると独特な自然崇拝な面もあり
日本人だから分かる感覚は、当たり前ではなく
日本という国に住んでいるから、備わるものであって
原風景に憧れるのは、異質ではないのだと思う。
全てを昔のようにとは思わないけど
今時のデジタルとうまいこと融合できないものかとも考える。
それに、ずーっと答えは出てこないんだけど
自分ならどうする？とか自分が関われることはなんだろう？と
自国に対しての出来ることは、止みません。
