今年度末で早期定年退職されるお客さんが
ワタシの一言が後押しになったと言われる。
『これからは、ご自身の体のこと考えてください』
と言っていたらしい。
ワタシとしては、その方の職業的過度なストレスと
先天的に病弱な体で続けられれば
今後、さらに大きな病になるだろうと思って
『そこまで身を粉にしなくてもいいのでは？』
と思い、つい出てしまった言葉だった。
しかも、ワタシは正直覚えていない。
ただ、お客さんが決めた事とはいえ
人の生き方に影響を及ぼした結果になったので
少し胃の辺りがギュッと締め付けられた感じになった。
でも、そのお客さんは、ワタシに対してお礼を言われる。
『このまま続けていたらどうなっていただろうか・・・』
お客さんは嘆いておられた。
このお客さんは、ワタシが整体店の見習い頃から
知っているお客さんなので、ワタシの経験を知っておられる分
こちらもそのお客さんの体調や病歴も知っている。
それも踏まえて、つい出ていた言葉なんだろうな。
あのね、ワタシが最初にいた整体店を離れる時、カウンセリングを整体に
取り入れてやっていこうと考えててさ、その頃HSPのこと知らなくて
でも、ワタシの事知っている方々は、それ止めとけって言ってたんだ。
相談相手に取り込まれてしまうって。
そうなんだ～って思い、お客さんの疲れを取ることを考えてやってたんだけど
結局、カウンセリングっぽいことをしてたんだなって思う。
変に身構えず、その時思ったことを世間話の延長でワタシなりの意見を
伝えた結果、後押しになってたんだ。
でもね、こういうこと、初めてじゃないんだ。
後から言われるけど、ワタシが何気なく言ったことが影響していた。
そのせいで、来なくなったお客さんもいる。
ワタシが、よその整体店に行って、世間話から意味ありげなことを
言われたことがない。
またワタシが余計なことをしているのは事実だろう。
でも、全てのお客さんに言っているわけでもない。
言った方がいいんじゃないのかな？って思ったから、つい出てしまう。
説教してるような強めなこと言わないけど
受け取る側からすれば、キツイかもね。
