先日、ドラッグストアで商品を取ってレジに並ぶと
近くに電子マネーのカードが置いてあった。
ちょうど、アマゾンで通販利用する予定だったので
普段コンビニでカード買うが、ついでだからって買い物カゴに入れ
会計に入る。
・・・レジの人が急に店内放送して社員を呼ぶ。
何事？と思っていると、社員が自分に言うんだ。
「どういう意図で、このカード購入されるのですか？」
『いちいち断らないと買えないのか？』と疑問に思いつつ
「通販で買い物するんですが？」
と答えると、愛想笑いをされ、バーコードを読み取られた。
『何のためのひと手間なんだよ！』と嫌な気になったが
レジパートの人が気の毒そうにしていたので、ちょっと聞いてみた。
「詐欺対策ですか？」
「えぇ、本部から言われてまして」
面倒だけど、騙されて電子マネーを買わないよう
注意喚起だそうで。
実際、地元でどのくらい被害が出ているのか分からないけど
メールやweb画面で『料金未納だから電子マネーで支払え！』
『高額当選したから、手数料を先払いで！』
というものに引っかかってしまうのね。身に覚えがなくてもさ。
しかし、電子マネーって現金ではないのに、騙す人たちは
現金じゃなくてもいいのか～と思い、検索してみれば
ちゃんとあるのね、換金のしくみ。
マネーカードから電子決済用のなんちゃらpayにして銀行送金だったり
アマゾンカードを手数料かかるけど買い取って現金を手にすることも可能。
合わせて思ったことが、まず電子マネーカードを買いに来た人が
『支払わなきゃ！』
と信じてしまうことが、ちょっと考えたら違うのにな、と。
身に覚えがある・なしで、落ち着いて考えてみてほしいことと
身内や友人・知人に相談できる環境かどうか。
それが無理なら、警察相談専用電話「＃9110」に相談する。
困った時は、専門家に聞くべき。素人判断がとても危険。
何するにも面倒な世の中になったもんですな。
