以前、音楽や映像の記憶から、その当時何やってたな~と
思い出すようなことを書いたが、今回は味覚の記憶。
思い出の味と書けば、飲食店だったり
何か行事ごとで思い出すことがあるだろう。
今回は、のど飴。
ペパーミントといくつかのハーブが混ぜてあり
ミルクで舐めやすくしてあるもの。
思い出したのは、大学生の頃。
タバコが吸える年齢になり、周囲は始めてたけど
自分は、どうにも慣れなくて結局やめた。
それから、口寂しさなのか、グリーンガムを
やたら噛むようになり
当時ゲーセン通いが日課のようだったし
バイト先もゲーセンだったので
気分転換や頭をシャキッと覚めさせるため
なおさらグリーンガムが効果的だった。
また、ちょうど冬場に電車が通る長い陸橋の上を
震えながら渡っていて、その時もガムを噛んでたなって
季節が冬に入ってきたので、なおさら思い出す。
これがまた、フリスク等とは味が違うので
その記憶が引っ張り出されない。
今回ののど飴が、味覚の記憶と合致して
『ぁ~、あの頃ね~』と思い出す。
で、この手の話をすると、大体分かってもらえない。
『そんな昔の事をなんで具体的に思い出せるの?』と
そういう言い方をされる。そんなもんなんだねぇ。
頻繁に過去記憶が良し悪し関係なく
サッサッと思い出されてしまうので
相変わらず、苦い思いもするけどさ。
周りには大したことないことでも
すごく印象深い一枚画像や映像として出てくる。
感受性の違いというやつなんだろうねぇ。