また、余計なことしたかなって話。
先日、お客さんがご自身の子供について、こだわりの強さ等をボヤく。
その他の話を聞いてて、もしかして~と思い
『子供さんって、首周りのチクチクするのが苦手だったり
匂いとか結構敏感に気付いたりしませんか?』
とワタシが言うと
『なんで分かるんですか?』
って返事があった。
それから、いくつか自分の幼少期に感じていたことを思い出しつつ
その子供さんに当てはまるか聞いてみると、ほぼ似ている。
で、店に置いているHSP本を見せて、この本が役に立つかもしれませんよと伝えた。
『いや~、ウチの子、そんなんじゃないんで』
ですって。
そのお客さんは、HSPのことは全く知らない模様。
さらに伺えば、子供さんを以前、多動児かと疑って病院に連れて行ったそうな。
でも、違うと診断を受けた。
もちろん、それ以上HSPの話はしなくて、お客さんの話を淡々と聞いてたけど
『子供さん、理解されずに苦労するだろうな』
と察する。
"子供だから" と話を片付けてしまわれると、自分自身を責めてしまうから。
まぁ、実際その子供さんに会って話したことないから
HSPって決めつけるのもおかしな話なんだけども
そういう要素があることは知ってほしいと思ったわけで。
でも、よその子の話だわなぁ。
自分は独身なんで、子育てされてる方からすれば
余計なことになるだろう。
いろんな人と話をする場面あるけども
言えない、言っちゃいけない、これ無理だ、薄っぺらい、とても浅い
って、こちらが受け取っちゃうと、とても悲しくなる。
他人事だけど、生き辛さがちょっと楽になる思考方法が
今は調べられるので、そういう人もいるんだってね。
性別に関しての多様性は多く取り上げられるのに
いろんな内面を持っている人がいることは、まだまだ興味を持たれない。
というか、HSPを認めろって押し付けるわけではなく
気を使いすぎないよう静かに日々暮らしてる人がおります。
大人しいわけではなく、余計に疲れないようしてるだけ。
そういう人もいるんだわ。